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フライングスター風水って、なんですか?

フライングスター風水は、「玄空飛星派風水」の英名です。

この風水術の主な特徴は、時間の流れによって、方位の吉凶が移り変わること。

三元九運といって、甲子から癸亥までの六十干支60年を「一元」とし、

上元・中元・下元のそれぞれ60年を3回、さらに20年ごとの一運~九運があり、

合計180年周期となります。


上元60年
一運 甲子~癸未の20年  一白
二運 甲申~癸卯の20年  二黒
三運 甲辰~癸亥の20年  三碧

中元60年
四運 甲子~癸未の20年間  四緑
五運 甲申~癸卯の20年間  五黄
六運 甲辰~癸亥の20年間  六白

下元60年
七運 甲子~癸未の20年間  七赤
八運 甲申~癸卯の20年間  八白(2004年~2023年)
九運 甲辰~癸亥の20年間  九紫

現在は第8運ですので、ピンク色の文字の部分になります。


また、建物の建築年月日、そこに住む人の生年月日、入居した時期など、

幾つかのポイントを参照し、宅盤(飛星盤)と呼ばれる、いわば住宅の

診断書のような一覧表(下図参照)を見ながら風水分析を行います。



    第8運 子山午向 飛星盤
フライングスター風水って、なんですか?_c0355521_10421357.jpg













これらの基本的な分析は、陰陽五行理論に基づいて行われます。

また、星(飛星/数字)同士の組み合わせ、河図の条件などによっても

分析が異なるため、ここでは省略いたします。


私の鑑定では、上記の飛星盤での分析に加え、巒頭(らんとう)と言って、

土地の状態、地勢、周辺環境、室内の形煞、など等、目に見える形煞

(例えば周辺に墓地、刑務所、神社仏閣が無いかなど)を確認します。


さらに、周辺から聞こえる音(例:繁華街やパチンコ店からの音、

電車の走る音、警笛音など)、家の前にあるゴミ捨て場から漂う臭い、

商業施設(例:食品店)、設備施設(例:下水処理場)からの臭いなど、

目に見えない煞についても確認します。


巒頭(形勢)と飛星(理気)の両方を見ることで、

より快適な住まいを見つけることが可能です。


これからお引越し、新築の建設をご予定の方は特に、

巒頭風水は知っておいて損することはありません。


風水以前にできること、分かること、調べられることはたくさんあります。

「開運だけにフォーカスした(当然保証など無い)風水で建てた家」ではなく、

「家族全員が快適に暮らせる豊かな住まい(これが第一)+風水」で家を選ぶこと。


家族が快適に、豊かに暮らせる家というのは、結果として、そこに住まう人々に

対して良い影響をもたらすものであると、私は信じています。


つまり、それこそが「運が開ける」ということです。


金運が欲しい、健康運が欲しい、欲しい、欲しい・・・ばかりではなく、

まずは環境を整えることから始めてみませんか?


微力ながら、私もお手伝いさせて頂いております。


Rie


by hibikore-fengshui | 2017-07-16 07:30 | Flying Star | Comments(0)

風水コンサルタント 内海莉絵


by Rie Utsumi