フライングスター風水って、なんですか?
2017年 07月 16日
この風水術の主な特徴は、時間の流れによって、方位の吉凶が移り変わること。
合計180年周期となります。
一運 甲子~癸未の20年 一白
二運 甲申~癸卯の20年 二黒
三運 甲辰~癸亥の20年 三碧
中元60年
四運 甲子~癸未の20年間 四緑
五運 甲申~癸卯の20年間 五黄
六運 甲辰~癸亥の20年間 六白
下元60年
七運 甲子~癸未の20年間 七赤
八運 甲申~癸卯の20年間 八白(2004年~2023年)
九運 甲辰~癸亥の20年間 九紫
また、建物の建築年月日、そこに住む人の生年月日、入居した時期など、
幾つかのポイントを参照し、宅盤(飛星盤)と呼ばれる、いわば住宅の
診断書のような一覧表(下図参照)を見ながら風水分析を行います。
第8運 子山午向 飛星盤
これらの基本的な分析は、陰陽五行理論に基づいて行われます。
また、星(飛星/数字)同士の組み合わせ、河図の条件などによっても
分析が異なるため、ここでは省略いたします。
私の鑑定では、上記の飛星盤での分析に加え、巒頭(らんとう)と言って、
土地の状態、地勢、周辺環境、室内の形煞、など等、目に見える形煞
(例えば周辺に墓地、刑務所、神社仏閣が無いかなど)を確認します。
さらに、周辺から聞こえる音(例:繁華街やパチンコ店からの音、
電車の走る音、警笛音など)、家の前にあるゴミ捨て場から漂う臭い、
商業施設(例:食品店)、設備施設(例:下水処理場)からの臭いなど、
目に見えない煞についても確認します。
巒頭(形勢)と飛星(理気)の両方を見ることで、
より快適な住まいを見つけることが可能です。
これからお引越し、新築の建設をご予定の方は特に、
巒頭風水は知っておいて損することはありません。
風水以前にできること、分かること、調べられることはたくさんあります。
「開運だけにフォーカスした(当然保証など無い)風水で建てた家」ではなく、
「家族全員が快適に暮らせる豊かな住まい(これが第一)+風水」で家を選ぶこと。
家族が快適に、豊かに暮らせる家というのは、結果として、そこに住まう人々に
対して良い影響をもたらすものであると、私は信じています。
つまり、それこそが「運が開ける」ということです。
金運が欲しい、健康運が欲しい、欲しい、欲しい・・・ばかりではなく、
まずは環境を整えることから始めてみませんか?
微力ながら、私もお手伝いさせて頂いております。
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