初めての風水~後天八卦~
2017年 03月 22日
先天八卦が登場した後、禹(う)という人物が黄河の治水に関わっていた時、
洛水という河から神亀が現れました。
その亀の背中に刻まれていた図は、「洛書」と名付けられました。
後に、周の文王がこの図をもとに、それぞれの数字を八卦に当てはめて
作られたのが後天八卦と言われています。
こちらは、江ノ島神社にある亀石。
まるで神亀図のように、甲羅に模様が浮かび上がっています。
これは自然に浮かび上がった模様なのだそうですよ。
さて、亀の背中に記された洛書図を数字で表すとこのようになります。
飛星図でもそうですが、このような図は下段の真ん中が北、
上段の真ん中が南を示します。
一(水)は北(坎)方位、
二(土)は西南(坤)方位、
三(木)は東(震)方位、
四(木)は東南(巽)方位、
五(土)は中宮、
六(金)は西北(乾)方位、
七(金)は西(兌)方位、
八(土)は東北(艮)方位、
九(火)は南(離)方位、
に、それぞれ配置されています。
前回の竜馬図と同じく、神亀図に描かれている〇は、
1・3・5・7・9が奇数で陽の数字。
2・4・6・8が偶数で陰の数字となります。
この数の表は「魔方陣」とも呼ばれており、縦・横・斜めを合計した
和の数が全て15になっています。
神秘的で、面白いですよね。
洛書図は、玄空飛星派で使う理論の基本的な図となります。