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初めての風水~後天八卦~

後天八卦とは、その名の通り、先天八卦が登場した後に出来た概念です。


先天八卦が登場した後、禹(う)という人物が黄河の治水に関わっていた時、

洛水という河から神亀が現れました。


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その亀の背中に刻まれていた図は、「洛書」と名付けられました。


後に、周の文王がこの図をもとに、それぞれの数字を八卦に当てはめて

作られたのが後天八卦と言われています。


こちらは、江ノ島神社にある亀石。


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まるで神亀図のように、甲羅に模様が浮かび上がっています。

これは自然に浮かび上がった模様なのだそうですよ。


さて、亀の背中に記された洛書図を数字で表すとこのようになります。


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飛星図でもそうですが、このような図は下段の真ん中が北、

上段の真ん中が南を示します。


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一(水)は北(坎)方位、

二(土)は西南(坤)方位、

三(木)は東(震)方位、

四(木)は東南(巽)方位、

五(土)は中宮、

六(金)は西北(乾)方位、

七(金)は西(兌)方位、

八(土)は東北(艮)方位、

九(火)は南(離)方位、


に、それぞれ配置されています。


前回の竜馬図と同じく、神亀図に描かれている〇は、

1・3・5・7・9が奇数で陽の数字。

2・4・6・8が偶数で陰の数字となります。


この数の表は「魔方陣」とも呼ばれており、縦・横・斜めを合計した

和の数が全て15になっています。

神秘的で、面白いですよね。


洛書図は、玄空飛星派で使う理論の基本的な図となります。



by hibikore-fengshui | 2017-03-22 07:30 | 風水の基本 | Comments(0)

風水コンサルタント 内海莉絵


by Rie Utsumi