守破離の精神
2016年 09月 05日
しゅ‐は‐り【守破離】
「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、
確実に身につける段階。
「破」は、他の師や流派の教えについても考え、
良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。
「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを
生み出し確立させる段階。
※小学館大辞泉より
茶道を習う中で、基礎基本の大切さを悉く思い知らされ、
痛感させられ、日々、改めさせられています。
今までたくさんのお稽古事をしてまいりましたが、
茶道が一番、私に合っているようです。
茶道の身のこなし、精神性、全てが大好きな世界観です。
守破離の「守」の部分ですが、これが出来ない人って、
実はすごく多い。
「守」が出来ない人ほど、自分という「我」が出てくる。
批判する。言い訳する。
まぁ、そういう人は永遠に成長できませんが。
自分への戒めでもあり。(笑)
皆さまの中にもきっと、両親とか、上司とか、メンターとか、
いつもブログを読んでいる人とか、または憧れの人とか、
立場は違えど1人は「師」と思えるような人がいらっしゃると
思うんですよね。
そういう人が発する言葉、所作、1つ残らず自分に転写
させて、自分のものにしてみせる。
もちろん、良くない面は転写出来ませんよ。
師の良い面を全て転写するのです。
例えば貴方の「師」がミランダ・カーだとしたら、
ミランダが食べているもの、やっている運動、ミランダの思想、
全てを実践して、少しでもいいから自分のものにしてみせる。
何かに迷ったとき、
ミランダならどっちを選ぶ?
ミランダなら、この時はどうする?
そうやって、憧れの人の意識を刷り込んでいく。
すると、世界への見方、そして自分自身が嫌でも変わっていくんです。
「我」を出していいのは、「守」を完璧に出来てから。
それまでは、極論「自分の考え」は要らないんです。(笑)
なぜなら、今まで変われなかったのは「守」が出来ていないから。
そこを自分で落とし込まないと、自分なんて簡単に変えられません。
まずは、自分が信じた人の良い言葉を、100%自分に写し取る。
そうやっていくと、自然とまた新しい扉が開いていきます。
今日も素敵な一日をお過ごしくださいね。
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