命あるものを愛でる

自宅で簡単に取り入れられるインテリアについて、
風水的解釈に困るものが多く存在します。

例えば、毛皮、剥製、造花など、既に死んでいるものに
ついての解釈です。

一般的な解釈として古いものや死んだものは
タブー視されていることは、皆さまご存知かと思います。

そもそもこれらの解釈は、「風水」というよりも、
物が持つ「波動」、または「気」である、と言う方が
正しいのかもしれません。

安価な毛皮は特に要注意です。
残虐な工程を経て加工されているものが多いからです。

剥製も「死」そのものです。
豪邸に置くならまだしも、一般家庭に剥製を置くのは
陰の気が強くなり過ぎてしまいます。

さて、次に問題となるのが造花です。
最近ではオシャレで本物のお花のような造花が多く、
皆さまのご自宅にも1つくらいはあるかもしれません。

シルクフラワー、ブリザーブドフラワー、ドライフラワー、
様々な種類の造花が販売されています。

まず押さえておきたいポイントが1つ。
これらの造花は、全て「生きていない」ということです。

生きている花には、必ず死があります。
死と隣り合わせだからこそ生まれる美。

陰(死)があるからこその、陽(生)。

死があるからこそ人間が儚く美しいように、
生きている花も、その先に死があるからこそ
咲いている命が尊く輝いているのです。

不死身の人間、生命の息吹を感じない草花・・・

手入れをしなくて良い、面倒を見なくて良い。
これらが自分にとって、心地良いかどうかです。

生花は生きている間ずっと生気を放ちますが、
造花は飾られている間、生気を放つことはありません。

私は風水云々の前に、生きとし生けるものを受け入れ、
そして愛でる心を持つことの方が大事だと思っています。

つまり、風水以前の問題、となるわけですが。037.gif

私たち人間が使っている動物製の革のバッグも、
日々食べている牛肉も豚肉も鶏肉もラム肉も、
みんなみんな、大切な生き物から頂いた命です。

ベジタリアンの方も、フルータリアンの方も、
地球の恩恵なくして生きていくことは不可能です。

だから人は皆、動物や植物の命をいただきながら
生きているのです。

自然からの贈り物に深く感謝し、少しでも大切に
長く使うこと、そして感謝して食べること、
それが今すぐ私たちに出来る地球への感謝ですよね。

輪廻転生が本当に存在するのであれば、
死と生は絶えず繰り返されています。

古来より中国では、陰宅風水(お墓の風水)を用いて
今現在生きている子孫の繁栄を願いました。

死者から送られる、生者への繁栄。
それが風水の根源と繋がっています。

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今我が家に咲き誇るデンファレの花言葉は、
「わがままな美人」。053.gif

華やかで可憐、デンファレらしい、
とても魅惑的な花言葉です。

ご自身が死臭だと感じるものは、潔く処分しましょう。

造花でも、特に気に入っているものや、見ていて気分の
上がるものでしたら心理的な良い作用はあると思います。

赤い色を見たら気持ちが高ぶるのと同じように、
視覚面からみた心理的作用です。

もしドライフラワー、ポプリ、造花などを室内に置く場合は、
玄関、廊下、寝室だけは避けてください。

玄関と廊下は重要なエネルギーの通り道、そして寝室は、
住人の気が充電される大切な場所です。

また、とても可愛らしくて人気のあるブリザーブドフラワーは、
日光と湿気に大変弱い造花です。

日当たりの良い場所、湿気の多い場所に置くと劣化が早く進み、
元々持つ陰の気がさらに増え始めますのでお気をつけください。

むやみやたらに、ただ物を処分するのではなく、
まずはご自身がどう感じるかを大切に考えてみてください。

そしてお部屋の中は、出来る限り生気で満たしていきましょう。

古いもの、アンティーク物の取り扱いについては、
また次回の記事で・・・029.gif


今日も美しく、花のある一日をお過ごしくださいね。


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# by hibikore-fengshui | 2015-03-17 08:30 | Feng Shui | Comments(0)

風水コンサルタント 内海莉絵


by Rie Utsumi
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