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地理五訣~5つの風水原則~

清の時代、趙九峰という風水師が「地理五訣」という書に記した

地理風水の基本原則として、以下の5つが挙げられています。


1、龍

龍は、山を意味します。山脈の起伏、うねりといった形状を龍とし、

起伏がある場合は生龍、起伏のない場合は死龍と呼びます。


2、穴

穴とは、龍脈から流れてきた旺気が溜まる場所を言い、「龍穴」とも

呼ばれます。気が集まってきている、いわば「大地のツボ」です。

全ての穴が吉というわけではなく、穴の形状により吉凶があります。


3、砂

砂とは、四神相応にも出てくる言葉の通り、穴の周囲を囲む、少し小高い

丘のような土地を意味します。適度な高さの砂は穴を守るため吉です。


4、水

水とは水脈のことで、主に財を意味しています。

川の流れだけではなく、人の流れ、車の流れなども水脈とみなします。

穴の周りを抱くように流れる水脈は、風水では吉とされます。

特に、ビジネスをしている方は知っておいた方が良い地理風水です。


5、向

向とは、風水で重要とされる家や墓の「向き」のことです。



風水鑑定では、これらの5つの要素を注意深く見ていきます。

私の体感では、巒頭が8割、理気が2割です。

三合派、三元派、その他様々な流派によって判断法は異なります。


巒頭の影響力には凄まじいものがあります。


自分の知らないうちに影響を受けてしまっている可能性があるということ。

つまり、潜在意識に凶意が刷り込まれているということです。


どんなに理気が良い家でも、巒頭が悪ければ凶です。


日本の家相風水は主に家の中しか見ませんが、中国から伝わった

伝統風水は巒頭(内外の環境、形状など)を大変重要視しています。



by hibikore-fengshui | 2017-05-10 07:30 | 風水の基本 | Comments(0)

風水コンサルタント 内海莉絵


by Rie Utsumi