信頼を得るということ

先日、とても嬉しいことがありました。

何年も前から懇意にさせていただいている、
京都のとある料亭。

年に何度も通えるわけではないのですが、節目節目ごとに
利用させて頂いていて、京都の中で一番好きな料亭です。

毎回伺う度に女将さんとご挨拶を交わせていただき、
料理は当然の事ながら、季節ごとに変わる設え、お部屋の飾りを
学ばせていただいております。

今年に入ってからもご挨拶に伺ったのですが、
食事が終わって、帰り際・・・

初めて、女将さんからお名刺を頂戴したのです。


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シンプルで何の装飾もないお名刺。
紙の質感、色合い、字体、全てにおいて伝統と風格を
感じることが出来るお名刺でした。

外国人のVIP客も多いお店ですから、裏には英語表記もあり、
それはそれは洗練されたものでした。


ここまで・・・


長かった・・・


正直、渡されたときは「どういうタイミングなんだろう?」と

一瞬思ったのですが、それよりも、嬉しさの方が上回って。

格式ある場で、女が女に認められることって、そう簡単なことじゃないです。


昔々、若かりし頃の郷ひ〇みさんが、祇園のお茶屋さんでツケでの支払いを

断られたことがあったそうですが、それが京都の格式というもの。


以前、ウォーキングトレーナーのデューク更家さんが、モンテカルロに
あるオテル・ド・パリの前で、こんなことをおっしゃっていました。


ここで平気で「やぁ!」って来られるようになったら、
俺もまぁモナコに住んでいる意味があるのかなと思いますね。

最初入るところから、けんもほろろに、断られますね。
泊まってなかったらね。(笑)

だから、ちょっとお茶したいといっても、なかなか難しい。

35歳の時に、ヨーロッパの人が目指すのはモナコだと。

「よっしゃ、ここ一度行きたい!」と思って。

で、一度来てみたら惚れ込んでしまったんですね。

周りを見渡すとみんなめちゃくちゃかっこいいし、
余裕のある人ばかりなので、これはいいなと思いましたね。


LA NOTE BLEUEの一角にあるスペース。

そこは、日本人が簡単に入れてもらえるスペースではなかった。

入れるのは、ここの住人か、毎年ここを訪れる常連客のみ。

デュークさんも最初に来たときは入れてもらえなかったそう。

そして、5年くらいしてから、人の紹介でようやく入れたデュークさん。

そこから、大常連の人たちと同じ席に案内されるまで、3年くらい

かかったそうです。

モナコの国の一員となるため、幾つも存在する不文律。

それを理解しないと、この国では認められない。


「どうやったら認められんねん」って、ジーッと見ていたら、

やっぱりお金の使い方が綺麗な人。

ただ、ナンボ持ってこい、何持ってこい、というのでは絶対無理です。

スタッフの人たちに認められることと、ここに座っている人たちに認められること。


お金ではないですね。

立ち居振る舞い。


窮屈な感じは確かにあります。

でも、気持ち良さみたいなものが勝ちますね。

ここにいてる気持ち良さみたいな、マナーのお茶、お花と一緒ですね。

ここはビーチとは言っても、裸になりながらも、ちゃんとした社交場ですね。



私も女将さんからお名刺を頂くのに、デュークさんと同じくらいの
月日がかかりました。

お金では買えない信頼。

この年齢で経験させて頂いて、本当に有難いことだと思います。


私が日頃から意識している、言葉遣い、立ち居振る舞い。


「口からこぼれる言葉は、真珠のように美しく。」


取って付けた鍍金は簡単に剝がれるからこそ、
一日一日を積み上げないといけないものです。

まだまだ学ぶことは山ほどありますし、デュークさんのレベルには
ほど遠いのですが、私もヨーロッパの社交場で認めてもらえるくらいの
生き方が出来ればと、そう思っています。


言葉で言うのはなんて簡単なんだ!!(笑)


オテル・ド・パリを気軽に利用できるようになったら、

大好きな人たちを連れて豊かな時間を過ごしたいです!


今日は暖かくなるようですね。

Happyな一日を。



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by hibikore-fengshui | 2017-02-23 07:30 | 日々の出来事 | Comments(0)

風水コンサルタント 内海莉絵


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