風水として見る寸法~風水尺~

以前このブログの記事でもご紹介しましたが、
我々が使用する風水道具の一つに「魯班尺」(ろはんじゃく)という
巻き尺(メジャー)があります。


魯班尺の歴史は意外と古く、中国の春秋時代にまで遡ります。

魯班は紀元前507年(~444年)山東省の生まれで、「大工の神様」、「工聖」
として数々の偉業を残しました。現在も使われている鋸やカンナも、魯班が作った
とされています。

メジャーの吉凶部分は上下二段に分かれており、上の段が、門公尺(もんこうじゃく)
といって、建築建物の寸法を見る範囲。

下の段が、丁蘭尺(ていらんじゃく)といって、自宅の中のインテリア全般
(家具やカーテンの長さなど)、そして自分の持っている持ち物(財布など)にも
使用できる寸法です。

寸法の1つ1つに意味がありますが、それが分からずとも、魯班尺の吉凶は
赤字(吉)と黒字(凶)で分かれているので一目で吉凶が分かります。

ちなみに、1尺=約30.3cmです。

以前、私が着物を誂えたとき、着物屋さんが尺や寸の単位でお話されて
いるのを聞き、時代を超えて、素敵だなぁと思った記憶があります。

今の若い方には馴染みのない単位かもしれませんね。

さて、この魯班尺ですが、日本でも「天星尺」といって建物の吉凶の
長さを測ったものさしが使われていました。

代表的な建物になりますと、姫路城です。


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姫路城の門の寸法は、「離」の長さで作られました。
「離=万事離れる」、つまり、敵を切り離す、という防御の意味を込めて
門が建てられているわけです。

天星尺を駆使して建てられた姫路城は、数々の災難をその不思議な力で乗り越え、
現代に残る国の特別史跡、そして日本初の世界文化遺産となりました。

私が風水の個人鑑定でアドヴァイスさせて頂くときは、建築学の側面からも
アプローチし、奇を衒った建築、配置にならないよう注意しております。

当然、そこには伝統風水の知識も織り込み、人が快適で、心地よく暮らせる家・
インテリア・間取りなどのご提案をし、姫路城のように、長く強い建物づくり、
愛される家をご提案できるよう日々勉強しております。

風水を優先させるばかりで、その家に住まう住人のことを考えていない家に
なってしまっては、元も子もありません。

風水は、まずは土地選びからです。

クライアント様の家族構成、ご希望の間取り、ご予算、将来描いていらっしゃる夢、
長く住まうための家のポイントなど、様々な面から掘り下げて、納得の家づくりを
応援させていただきます。



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by hibikore-fengshui | 2017-01-25 07:30 | Feng Shui | Comments(0)

風水コンサルタント 内海莉絵


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