色即是空、空即是色

イギリス王室からウィリアム王子が初来日され、
浜離宮庭園にて茶会が開かれました。

ウィリアム王子にとって、茶の湯、茶の心は
どのようにお感じになられたのでしょうか。012.gif


さて、先日拝見した掛軸の中に、


「本来無一物」(ほんらい むいちもつ)


という禅語がありました。

ざっくりと簡単に言えば、

本来全てのものは空(くう)であって、
何かに執着したりする必要は全く無いのだよ。


という禅の教えです。

少し似た意味の言葉で、般若心経の中に、


色即是空、空即是色
(しきそくぜくう くそくぜしき)


という言葉があります。

こちらも、全ての色(物質)は空(くう)であり、
空これすなわち、色なんだよ。

という意味があります。


あるのに、無い。
無いのに、ある。


私たちは、いつもこのことを忘れがちです。


星の王子様は、

「本当に大切なものは目には見えない」

と、言いました。


普段は目に見えない空気も、目には見えなくとも
実際そこに存在しています。


見えない存在が、見えるものを生み出している。


森羅万象の全ては結局、空(くう)なのだから、
何かに執着することは無意味なこと。


自分に何かコンプレックスを持っているのなら、
そのことで悩む事はある意味、無意味である。


悩んでいる時間を、他の何かに使った方がいい。


そこを分かった上で毎日を過ごしていくと、
小さなことが気にならなくなるような気がする。


掛軸から見えてくる世界は、いつも私の心を広く大きく
包んでくれます。



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by hibikore-fengshui | 2015-02-27 12:00 | 茶道 | Comments(0)

風水コンサルタント 内海莉絵


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